大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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二人の大阪

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あけましておめでとうございます。
さて、このブログで新年第一弾として取り上げたのが都はるみだ。演歌はあまり好きじゃないし基本的には聞く機会が少ないのだが、中には大好きな歌手や歌がある。そして都はるみはその大好きな歌手の1人なのだ。

もう40年以上も一線で活躍している人だから、当然の如くヒット曲はたくさんある。ご存知のように「北の宿から」はレコード大賞を受賞しているし、「アンコ椿は恋の花」は新人賞、「二人の大阪」では歌唱賞と、レコード大賞3冠王を達成しているのだ。

そう。都はるみは国民的大歌手なのである。しかし大歌手らしからぬ庶民性をいつまでも持ち続けているところがいい。歌っている時の表情や、ちょっと下司な感じの流し目などが震えるほどに魅力的だ。デビューの時の戦略なのだろうけど、初期の頃のセールス・ポイントだった独特のうなり節も、キワモノっぽくて好きだなあ。(笑)

余談だけど僕は美空ひばりの良さが理解出来ない。確かに偉大な歌手なのだろうが、歌謡界の女王になってしまったことが、実は彼女の悲劇なのではないかと思っている。都はるみには美空ひばりの轍を踏んで欲しくない。そして、彼女は決して女王にはならないだろう。

数々のヒット曲の中で、僕が一番好きなのは「2人の大阪」だ。この曲はそれまでの持ち歌と違い、どちらかというと淡々とした曲調である。だが、都はるみほどの歌唱力の持ち主がその力量を抑えて歌う時、その歌には恐ろしいほどの緊張感が生まれる。実は「2人の大阪」のようにさらっと歌い流せるような曲の方が、歌い手の力が如実に表れてしまうのだ。そして、そういう緊張感を聞く人に気づかせず、あくまでも心地よく聞けるように表現するところが、まさに都はるみの歌の凄みと言えるのではないだろうか
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by oldblues | 2005-01-01 23:25 | Various