大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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樹海の神秘(クロノ・トリガーより)

b0008880_15859.jpgいい年をしてけっこうゲーム好きなのである。もっと若い頃は、アクションやシューティング・ゲームなども熱中してやった。しかし「寄る年波には勝てず」というか、小学生に負けるようになってからは主にRPGをプレイすることにしている。これなら反射神経の衰えを気にせずに、じっくり時間をかけて遊べるからだ。

ゲーム音楽というと、ピコピコというサウンドを思い出すかもしれないが(今時そんな奴いねーよ)、それはかなり認識不足である。グラフィックやストーリーが進化しているように、ゲーム音楽も長足の進歩を遂げている。今や単にゲームのBGMに留まらず、独立した作品として聴いても高く評価されるようなものが多いのだ。

この先鞭を付けたのが「ドラゴン・クエスト」における、すぎやまこういちの起用だろう。それまではまさにBGMという色彩が強かったゲーム・ミュージックを、映画におけるそれと同じように、やがて1つのジャンルを確立することとなる礎を築いた功績は大きい。

当時はファミ・コンの時代だ。いくら素晴らしいメロディを作っても、それをうまく鳴らす事が出来ない。やがてスーパー・ファミコンが登場し、映像面でも音楽面でも飛躍的に進歩するわけだが、現在のハードと比較すれば音数も少ないし、まだまだお話にならない状態だった。

そんな制約の多い状況の中、RPG史上最強と言っても過言では無い、2本の優れたゲームが発表された。それがクロノ・トリガーであり、ファイナル・ファンタジー6だ。いろいろな意見はあるだろうが、個人的には未だにこの2本を超えるゲームは出現していないと思っている。

さて、クロノ・トリガーである。このゲームは「ドラゴン・クエスト」の堀井雄二、鳥山明と、「ファイナル・ファンタジー」のスクウェアが組んだことで話題になった。音楽を担当したのは光田康典だ。
オリジナル・サウンド・トラックがCD3枚組で発売されているが、登場するキャラクター達のテーマ・ミュージックはもちろん、あらやる場面にぴったりマッチした質の高い楽曲ばかりで、非常に聴き応えのあるアルバムに仕上がっている。

その中でも特にお勧めしたいのは、DISC1に収録されている「樹海の神秘」だ。メロディもさることながらベース・ラインがいい!おそらく僕のツボに入っているのだろうが、幻想的で美しく、何度聴いても飽きない良い曲だと思う。

もちろんクロノ・トリガーで素晴らしいのは音楽だけでは無い。当然のことながら肝心のゲームが2流では、いくらBGMの質が高くてもどうしようもない。でも、クロノ・トリガーはゲーム好きなあなたを決して裏切らない。

これをプレイした人はゲームの面白さに感動し、魅力的なキャラクター達に感動し、音楽を聴いてまた感動する事になるだろう。まさに一粒で2度、いや3度も4度もおいしいゲームなのだ。
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by oldblues | 2005-04-29 01:09 | Various