大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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黒い安息日

b0008880_22155348.jpg70年代、ツェッペリンやパープルと並んで影響力のあるハード・ロック・バンドがブラックサバスだった。このバンドも歴史が長く、メンバー・チェンジを繰り返しながら現在に至るまで活躍している。途中、ロニー・ジェイムス・デュオとかイアン・ギランなどを迎えてやっていた事もあるが、僕にとってのブラックサバスは、やはり1枚目から4枚目までだ。

僕にはオカルト趣味がないので、サバスが何故こういうコンセプトで売り出したのかはわからない。メンバーにオカルト・マニアがいたからという説があるが、おそらく最も大きな理由は、商業的に成功させるための手段だったということだろう。
しかし、そういう事(黒魔術崇拝・オカルト趣味など)に興味が無くても、サバスの音楽は充分にエキサイティングで素晴らしいと断言出来る。かつてこれほどまでにヘヴィなサウンドのバンドは無かった。

このアルバムは、邦題「黒い安息日」として70年に発売された、彼等のデビュー・アルバムだ。ご覧の通り、ジャケット・デザインからして既におどろおどろしい雰囲気を漂わせている。
レコードをターン・テーブルに乗せると、激しい雨の音に雷が混ざり、そこに陰鬱な鐘の音が鳴り響く。やがて暗くて重いリフが始まり、聴き手は一気にサバスの世界へとトリップしてしまうのだ。

特筆すべきはやはりオジー・オズボーンの歌とトニー・アイオミのギター。歪んだ音のタメの利いたギターサウンドに、あのオジーの独特の歌声が入ってくると、ああこれがサバスの音楽なんだと妙に納得してしまう。

収録曲の邦題も凝っていて

①黒い安息日
②魔法使い
③眠りのとばりの後に
④N.I.B.
⑤魔女よ,誘惑するなかれ
⑥眠れる村
⑦警告
⑧悪魔の世界

と、いかにも禍々しいが、⑤などは彼らには珍しく軽い感じで、なかなか聴き易いナンバーだ。
しかし、この中で僕が好きなのは①④⑧。特に⑧(原題:Wicked world)はイントロのリフを聴くだけで乗ってくるという優れた楽曲だ。確かシングルにもなっているはずだから、聴けばお馴染みという感じかもしれない。

以前、レコードがアナログからCDに変った時、それまでに比べてあまりにも細部まで音が粒だって聴こえるので、驚いたものだった。だが、この「黒い安息日」などは、あのアナログのモワっとしたサウンドで聴いた方がしっくりくるかもしれない。

いや、これは個人的な思い入れですけどね
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by oldblues | 2005-05-15 22:19 | Old Rock