大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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ヴィーナス・アイル

b0008880_0432974.jpgキャリアも実力も有り、優れた作品も発表しているのに、今ひとつ人気がブレイクしないというミュージシャンがいる。エリック・ジョンソンなどは、さしずめその代表選手のような人ではなかろうか?

そうは言っても、もちろんロック・ギター好きの間では、エリック・ジョンソンはかなり知られた存在だ。だが、彼の創り出す珠玉の音楽を聴いていると、もっともっと一般的な知名度が上がってもしかるべきだと感じる。彼のギターを知らないなんて、音楽ファンとして本当に損をしていると思えて来るのだ。

かくいう僕も、エリックを知ったのはかなり最近になってからだ。それまでは、雑誌などでよく名前を見かけるので気になってはいたが、実際に聴いた事は無かった。そんな矢先「ヴィーナス・アイル」が新アルバムとして発表されたので、いい機会だと思ってCDを購入したのが初めだったから、96年頃ということになるのだろうか。

アルバムを聴いて先ず圧倒されたのが美しい音色、美しい楽曲、破綻の無い流麗なプレイである。技術的に相当高度な事をやっているはずだが、彼が弾くとそれほど難しいように聴こえない。スポーツなどでも、名選手のプレイは、素人にはファイン・プレイが普通のプレイのように見えるというが、まさにエリックのギターはそういう名人芸に通ずる所が有る。

彼の演奏を聴いていると、ギタリストというよりも、精緻な細工を創り出す工芸家のように思える。きっと真面目で常に研究を怠らない職人のような気質の人なのだろう。そういう意味では、ジェフ・ベックとはまた違ったタイプの「ギター求道者」という感じだ。

【収録曲】
1.ヴィーナス・アイル
2.勝利の戦い
3.君のすべて
4.S.R.V.
5.孤独の夜
6.マンハッタン
7.キャメルズ・ナイト・アウト
8.ソング・フォー・リネット
9.朝の光の中で
10.パヴィリオン
11.ヴィーナス・レプリーゼ

バラツキが無く、どの曲も水準以上の出来栄えだ。強いて言えば同じテキサス出身のスティーヴィー・レイ・ヴォーンに捧げられた④のブルースが興味を惹かれるところである。

そういえばエリックの新作「Bloom」が最近リリースされたのだった。こちらの方は未聴だけど、当然ながら大いに興味が有る。明日はCDショップ行ってこようかな。
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by oldblues | 2005-07-17 00:44 | Rock