大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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風立ちぬ

b0008880_23535432.jpg80年代を代表するアイドル歌手と言えば、もう松田聖子しかいない。他にもいろいろ意見はあるだろうが、敢えて断言しちゃうのである。

この少し前、絶大な人気を誇ったアイドルの山口百恵が引退するにあたり、「ポスト百恵」は誰かという議論がかまびすしかった。候補に上がっていたのは中森明菜や三原じゅん子である。当然わが聖子ちゃんもその中に名を連ねていたが、本命視はされていなかった。山口百恵が持っていた、どこかクールでつっぱったようなイメージからして、中森明菜や三原じゅん子の方が有力だと思われていたのだろう。

確かに前の2人、特に中森明菜の方は、一時代を作ったビッグな存在だった。しかし今となって振り返ってみれば、時代が選んだのは誰だったかの答えは一目瞭然である。

そんなスーパー・アイドルだった松田聖子であるから、ヒット曲は綺羅星の如く存在する。そして、その中から敢えて僕のフェイバリットを挙げるならば、それは「風立ちぬ」なのだ。

この曲は、作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一というゴールデン・コンビの手によって作られ、81年にリリースされた。タイトルは堀辰雄のあの有名な小説と同じで、爽やかで透明なイメージが、まさにアイドル歌手の歌う楽曲に相応しい。また、小説から連想される仄かな文学性が、秋という季節にぴったりではないだろうか。

風立ちぬ 今は秋
帰りたい帰れない あなたの胸に

職人芸が冴える松本の詩に、これまたポップスを知り尽くした大瀧さんの美しいメロディ!松田聖子の魅力を存分に引き出した名曲である。
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by oldblues | 2005-09-08 23:55 | Various