大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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I Was Warned

b0008880_21594248.jpgIPodを購入したので、持っているCDを盛んに取り込んでいる。そんなわけで、最近あまり聴いていなかった作品を久しぶりに聴くという機会が増えた。表題の「I Was Warned/Robert Cray」もそんなアルバムの1つである。

このアルバムは、アメリカに行った知人からお土産でもらったものだ。ブルースのことなんて全く知らない知人にしては、偶然にしてもずいぶん選球眼が良かったものだと、これを聴いて思った記憶が残っている。

ブルースというと泥臭くあくの強い音楽を連想しがちだが、ロバート・クレイのやっている音楽は少しイメージが違っている。都会的というか洗練されているというか、かなりソフィスティケートされたブルースなのだ。そんな点から彼の演奏を「軽い」とか「物足りない」と批判するブルース・ファンが多いのも事実なのである。

しかし僕に言わせてもらえるなら、そういった批判はかなり的外れなものではないだろうかと思う。ロバート・クレイがやっているのは紛れもなくブルースだし、表面のライトな印象とは裏腹に、そこには1本筋の通ったディープなブルース・フィーリングが感じられる。

ギターだって馬鹿ウマだ。めちゃくちゃテクニックがあるのに、弾き過ぎないところも節度が有っていい。それに忘れてはいけないのがヴォーカリストとしての実力。結局彼のやってるブルースは、高い技術に裏打ちされたギターと、それに負けないほど高レベルの歌。この2つがシンクロする時に唯一無二のものになるのである。

さてこのアルバムだが、もう全てがお気に入りと言っていいくらい水準が高い。ファンキーなノリのナンバーからスローなバラードまで、優れた作品がずらっと並んでいる。
その中でも特にと言えば、タイトル曲の③I Was Warnedをはじめ①Just a looser④The Price I Pay ⑧A Picture Of A Broken Heart⑨He Don't Live Here Anymoreなどが僕のお勧めだ。

若手と言われたロバート・クレイも今ではもう50代。1953年生まれの彼は、実は僕と同い年なので、僕としては特別な親近感を抱いている。これからもずっと油の乗った演奏を、是非聴かせ続けてて欲しいものである。
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by oldblues | 2005-12-25 22:08 | Blues