大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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Live at the Regal

b0008880_2233151.jpgブルースという音楽は黒人奴隷の苦しみの中から生まれたという。そんな表層的な知識しかないので、ブルースを聴き始める以前は、この音楽に対してある種の思い込みを持っていた。つまりブルースというのは、年老いた黒人のおっさんがギターをかき鳴らしながらだみ声で歌う、暗くて重々しい音楽であると、そんなイメージを持っていたわけだ。

そんな僕の先入観を払拭してくれたのは、知人から借りたBBキングのライブ・アルバムだった。BBが自らのライブのオープニングで必ず演奏するという「Every Day I Have The Blues」。この曲を聴いたとき、ああ世の中には陽気なブルースというのも存在するのだなと初めて知ったのである。

そんなBBのライブ・アルバムといえば、やはり「Live at the Regal」を採り上げないわけにはいかないだろう。今さら僕が紹介するまでも無く、BBの、いや全てのブルース・アルバムの、代表的な作品としての評価も確立している超名盤だ。

オープニングはもちろん「Every Day I Have The Blues」だ。1曲目を聴いただけでこのライブの素晴らしさが伝わってくる。どの曲もあの独特なスクィーズ・ギターと、メリスマの利いた歌唱に彩られ完成度が高い。この中でも特筆すべきは②Sweet Little Angel③It's My Own Fault④How Blue Can You Get?のメドレーだ。BBの一挙手一投足に観客が反応し、会場が一体化して盛り上がっていく様子が、いながらにして伝わってくる。まさしく名盤の名盤たる所以である。
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by oldblues | 2006-01-22 22:05 | Blues