大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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誰かが彼女を見つめてる

b0008880_21215238.jpg映画『初体験リッジモンド・ハイ』の挿入曲。ジャクソン・ブラウンの硬派なイメージからするとちょっと違うタイプの映画だし、妙にキャッチーでポップな曲調に違和感を覚えた記憶がある。でも僕は、ジャクソン・ブラウンの曲の中でこれが一番好きなのだ。
――などと言うと、あるいは熱心なファンの方からお叱りを受けるかもしれない。いや、懐が深くて心優しい彼のファンの方々なら、きっとそんな事は言わないだろうな。

ジャクソン・ブラウンは言うまでもなくウェスト・コースト・ロック界の重鎮である(こういう形容は彼には全く似合わないが)。その作品は政治批判などの社会的な曲から、内省的で文学性の高いものまでバラエティに富んでいる。また、イーグルスの「テイク・イット・イージー」をはじめ、多くのアーティストにも曲を提供しており、そのソング・ライティングの才能が窺えるというものである。

実はこの曲、彼のどのアルバムにも収録されておらず、サウンド・トラック盤とベスト盤でのみ聴くことが出来る。おそらくはジャクソン・ブラウンの曲の中で最もヒットしたと思えるのに、これはいったいどういう理由によるものだろうか。

それにしても「Somebody’s baby」を「誰かが彼女を見つめてる」と訳したのは上手い。本当のことを言うと僕はこの映画を観ていないし、これが上映された当時は既に大人になっていた。でもこの曲を聴くたびに今でも胸がきゅんとなる。青春の甘酸っぱい思い出。そんな懐かしい感情をいつももたらしてくれる、僕にとっては不思議な曲でもあるのだ。
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by oldblues | 2006-02-05 21:23 | Old Rock