大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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Red Rocks Live

b0008880_1153547.jpgRoute66というロゴの入ったTシャツ。よれよれのジーンズ。年齢の割には長い髪が風にそよぐと、頭頂部はかなり薄くなり、伸ばしたもみあげにも白いものが混じる。どう見たって冴えない風貌の中年男だ。いや、もう既に初老と言った方がいいのかもしれない。
バックを勤めるメンバーもおっさんばかりだ。しかしそのバンドを従えて歌い、ギターを弾きまくるニール・ヤングはとてもかっこいいのだ。

黒いレスポールを抱えて登場し、音楽に合わせて妙なアクションでリズムを取りながら歌い弾く。あの重いレスポールを軽々と扱っている。なるほどレスポールというのは、ニール・ヤングみたいな大男が弾くためにあるんだな。そんな妙な考えが頭に浮かび、自分で納得してしまう。

鼻にかかった独特の声。決して歌がうまいわけじゃない。ギターだってそれほど上手ではないと思う。でも彼の弾くフレーズや歌は限りなく個性的だし、この2つが1つになる時、優しい狂気を内包した、とてつもなく美しい空間が生まれる。ま、考えてみれば、こういう人こそが本当にギターや歌がうまいと言えるのかも知れない。

とはいうものの、このライブDVDに収録された楽曲は、非常にリラックスして伸びやかな印象を与えるものばかりだ。おそらくは昔から気心の知れた仲間たちをバックに従え、ニール・ヤング自身も気持ちよく演奏できているのだろう。

1. Motorcycle Mama
2. Powderfinger
3. Everybody Knows This Is Nowhere
4. I Believe In You
5. Unknown Legend
6. Fool For Your Love
7. Buffalo Springfield Again
8. Razor Love
9. Daddy Went Walkin'
10. Peace Of Mind
11. Walk On
12. Winterlong
13. Bad Fog Of Loneliness
14. Words
15. Harvest Moon
16. World On A String
17. Tonight's The Night
18. Cowgirl In The Sand
19. Mellow My Mind

以上19曲のラインナップの中で、僕が気に入ったのは2.5.6.8.10.12.16などだが、後半雨が降り出してからの18の演奏は圧巻。多分音楽だけを聴いていたら冗長な感じを受けるかもしれない。でも激しい雨をものともせずにプレイするニール・ヤングは本当に素敵でした。
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by oldblues | 2006-08-20 11:57 | Old Rock