大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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Nine Lives

b0008880_0411426.jpg1. I'm Not Drowning
2. Fly
3. Raging Sea
4. Dirty City
5. We're All Looking
6. Hungry Man
7. Secrets
8. At Times We Do Forget
9. Other Shore

「Nine Lives」というタイトルは、これがスティーブ・ウィンウッド9作目のソロアルバムであること、そして収録曲が9曲だということにも関係しているに違いない。文字通り、9つの違った人生を切り取って、その断面を映画のように見せてくれる作品である。

サウンド的には前作の「About Time」とそれほど大きく変わっていない。バンドの編成もほとんど同じで、ベース・ギターを入れず、スティーブがオルガンのペダルで代用しているというスタイルもそのままだ。しかし、前作ではオルガンと歌に専念していたスティーブが、本作ではギターも弾いている。

様々なジャンルのエッセンスをブレンドしたような音楽スタイルも前作同様だ。しかし「1. I'm Not Drowning」のようなブルース・フィーリング溢れる楽曲を聴いていると、もともと彼のルーツであるブラック・ミュージックの方に、力点が少しだけ移動しているのかなという気がする。

例によって1曲あたりの演奏時間は長いのだが、それが全く気にならない。捨て曲が無く、非常に充実した内容である。最初に聴いた時は、やはりエリック・クラプトンの参加で話題になった「4. Dirty City」が印象に残ったが、ゆったりしたグルーブを感じさせる「2. Fly」や「9. Other Shore」も気に入った。

そしてヘビー・ローテーションで聴くうち、全ての楽曲を好きになってくる。
また1枚、名盤の誕生である。
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by oldblues | 2008-06-08 00:43 | Rock