大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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Déjà Vu

b0008880_11505628.jpg今さら言うまでもなく「名盤」としての揺ぎ無き評価が確定されている作品。そのサウンドは、ブルースやカントリー、フォーク・ソングなど、アメリカ土着の音楽にロックのエッセンスを取り入れ、新しい解釈を加えたという感じか。美しいアコギの音や完璧なハーモニーからは、どこまでも広がっていく空や大地を感じさせられる。しかし彼らがやっている音楽は単に「爽やかな」というわけではなく、社会に対するメッセージや、どこか個人的な屈託を内包した歌詞などと相俟って、非常に味わい深いものとなっている。

もともとは元バッファロー・スプリングフィールドのスティヴン・スティルス、元バーズのデヴィッド・クロスビー、元ホリーズのグレアム・ナッシュの3人に、元バッファロー・スプリングフィールドのニール・ヤングが加わってCSN&Yとなった。ヤングの加入により、サウンドによりロック的な要素が増したと言えるだろう。
グループ名は4人の頭文字を取ったというシンプルなもの。また本作はメンバーが各々自作の曲を持ち寄って一つの作品に仕上げたという雰囲気が強い。にもかかわらず、アルバムとしてのトータル感があるのはさすがとしか言いようがない。

1. Carry On
2. Teach Your Children
3. Almost Cut My Hair
4. Helpless
5. Woodstock
6. Déjà Vu
7. Our House
8. 4 + 20
9. Country Girl Medley: Whiskey Boot Hill / Down, Down, Down / "Country Girl" (I Think You're Pretty)
10. Everybody I Love You

「5. Woodstock」(ジュディ・コリンズ作)以外は全てメンバーの手によるもの。どの曲が好きかというのは好みで違うだろうが、名曲ぞろいの楽曲の中でニール・ヤングの歌う「4. Helpless」や、デヴィッド・クロスビーの「1. Carry On」などは特に名演と言えるのではないだろうか。

このアルバムを聴いていると直ぐにあの頃の気分になる。「あの頃」というのはもちろん70年代のことだ。ヒッピー、反戦、フラワー・ムーブメント、コミューン・・・などという言葉が頭の中に去来する。いい時代だったのかどうかはわからない。しかし僕にとっては紛れもなく懐かしい時代だ。そして本作は70年代を代表する、いやロックの歴史に燦然と輝く金字塔なのだろう。
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by oldblues | 2008-07-20 11:52 | Old Rock