大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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You Can't Argue With A Sick Mind

b0008880_23453996.jpgジョー・ウォルシュのイーグルス加入前夜の作品。そしてアメリカン・ロックのファンなら必ず好きになるであろう、素敵なライブ・アルバムだ。

1曲目の「Walk Away」から、ノリの良い演奏にぐいぐい引き込まれる。聴きものは3)かもしれないが、僕は1)5)6)がお気に入りだ。

とは言うものの、どの曲も甲乙付け難く、ツブが揃っている。とにかくロックの楽しさ、ライブの楽しさを満喫出来るアルバムで、絶対に聴いて損は無い。難を言えば収録曲が少ないのと演奏時間が短か過ぎることくらいかな。
もっともっと長く演って欲しい。もっと長く聴いていたい。ついそんな気にさせられてしまうのである。

ジョー・ウォルシュといえば、今では「元イーグルスの」という前置き付きで紹介される事が多い。でも彼はそれ以前から、ジェイムスギャングやバーンストームのギタリストとして、またソロ・アーティストとしても長く活躍している。

つまり何が言いたいかというと、イーグルスは彼のミュージシャンとしてのキャリアの1つであり、全てではないという事だ。イーグルスのギタリストとしてのジョーも素晴らしいが、仮にこのグループに加入していなかったとしても、彼はやっぱり優れたギタリストとして評価されるべき存在なのである。

【曲目】
1.Walk Away
2.Meadows
3.Rocky Mountain Way
4.Time Out
5.Help Me Make It Through the Night
6.Turn to Stone
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by oldblues | 2005-09-26 23:50 | Old Rock

Heart & Soul

b0008880_2052236.jpg2005年の2月に発売された、現時点で最も新しいジョー・コッカーのアルバムだ。さすがに往年の迫力は無いが歌唱力は健在。汗の飛び散るような強烈なシャウトではなく、枯れた味わいがある。

曲目は

1.One
2.I (Who Have Nothing)
3.What's Going On
4.Chain Of Fools
5.Maybe I'm Amazed
6.I Keep Forgetting
7.I Put A Spell On You
8.Every Kind Of People
9.Love Don't Live Here Anymore
10.Don't Let Me Be Lonely
11.Jealous Guy
12.Everybody Hurts
13.One – Live

と、レノン、マッカートニーのものを始め、お馴染みの曲が並んでいる。尚、13)はUSリリースのボーナス・トラックだ。

こういうカバー曲というのはどうしてもオリジナルと比較したくなり、当然原曲とはイメージが違うので不当に低く評価されたりするというリスクがある。だがこのアルバムについては、そんな心配は杞憂のようだ。

また、ゲスト・ミュージシャンとして、エリック・クラプトン、スティーブ・ルカサー、ジェフ・バクスター、ジェフ・ベックなど、豪華なメンツが参加しているのも話題を呼ぶところだろう。

個人的には11)なんかが面白かったなあ。
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by oldblues | 2005-09-25 20:05 | Rock
b0008880_065062.jpg87年、清志郎のソロ・アルバム「RAZOR SHARP」収録。ロンドン録音。イアン・デューリーが一緒にやってる。
僕としては全ての曲が好きだけど、中でも表題にしたこの曲がイチオシだ。

アルバム・タイトル通りのキレの良いサウンド。粒の揃った楽曲。RCでの清志郎より、もしかしたらこちらの方が好きかもしれない。

曲がり角のところで振り向いただろう
こっちを見てたんだよね
Baby! Baby!
あの曲がり角のところで・・・

これは、少年の心を持った大人だけが歌える歌だ
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by oldblues | 2005-09-20 00:08 | J-POP

ケレン・アンと出会って

b0008880_21155484.jpgケレン・アンの存在を知ったのは実に昨日の事だ。ネットでいろいろやっていて、ストリーミングで彼女の楽曲を聴いた。そして、一度聴いただけで彼女の声にホレてしまったのだ。

人間の声がひとつの、それも最高の楽器とするならば、声質というのはとても重要なファクターだ。「ウィスパー・ヴォイス」と形容される彼女の声は、時にセクシーで清楚で、儚げであるかと思うととてつもない存在感があり、爽やかで楽しく、そして哀しい。

なんかわけのわからん説明になってしまったが、一度実際に聴けば誰もが納得してくれるだろう。彼女の公式サイトで、ヴィデオや音楽を視聴できるので、興味のある方も無い方も是非一度訪問してみてください。

. : K e r e n A n n : .

彼女はイスラエル出身のフランス人。2000年にデビューして既にたくさんの作品を発表している。僕が知らなかったというだけで、そちら方面の音楽ファンの間ではかなり有名な存在らしいのだ。ああ、どうして今まで彼女の歌を聴く機会に恵まれなかったのだろう。「後悔先に立たず」である。というか、遅れながらもこうして巡り会えたのだから良かったとするべきか。

そんな彼女の新譜「Nolita」をどうしても手に入れたくなり、本日久しぶりにCDショップへ出かけた。この店は輸入盤や中古なども扱っていて、わりとマニアックな品揃えをしている。ここなら「Nolita」が有るかと思って行ったわけだが、残念ながら彼女の作品は全く置いていなかった。もうこうなったらネットで購入するしかない。



b0008880_2117979.jpgケレン・アンは手に入らなかったものの、せっかくここまで来たのだからと他のCDを物色した。そしたらちょうどワゴン・セールをやっていて、中古や新品中古のCDが売価から15%オフだという。「これしかない!」と思い、1時間くらいかけてワゴンの商品を全部チェックした結果、2枚のCDを手に入れた。

1枚はトラフィック「Far from home」だ。これは90年代に再結成された時の作品で、トラフィックのアルバムというよりも、スティーヴ・ウィンウッドのソロ・アルバム的な色彩が濃い。しかしジム・キャパルディは参加しているし、スティーヴのソウルフルな歌声も健在で、内容はなかなか良いのではないだろうか。トラフィックのファンからどのような評価をされているのかわからないが、楽曲にも魅力が有るし、僕は好きな作品である。


b0008880_21174556.jpgそして2枚目はスゥイング・アウト・シスターの「Kaleidoscope World」。例によって、おしゃれでハイ・センスで、耳に心地よい作品がずらっと並んでいる。聴いた事は有ったが、今までアルバムは持っていなかった。これまたお得な買い物ができたと喜んでいる。しかもこちらは新品中古で425円(税抜き)ですからね。

というわけで、昨日からいろいろ素晴らしい音楽との出会いが有り、おかげでかなり満足かつ充実した休日となった。退屈な日常の中にも、時としてこういう幸運が潜んでいる。その幸運はとてもささやかなものかもしれないけれど、僕にとってはとても大切で、とても嬉しいものだった。


余談だけれどこのブログを始めて1年ちょっとが経過し、今日のこの記事がちょうど100本目となりました。そんなに長く続けるつもりもなく、気軽な気持ちで始めたんだけど、稚拙な文章を読んでくれたり、時にはコメントやTBして下さったみなさんのおかげだと感謝しています。

そして、この100本目の記事をケレン・アンとの出会いに捧げます。
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by oldblues | 2005-09-11 21:21 | Various

風立ちぬ

b0008880_23535432.jpg80年代を代表するアイドル歌手と言えば、もう松田聖子しかいない。他にもいろいろ意見はあるだろうが、敢えて断言しちゃうのである。

この少し前、絶大な人気を誇ったアイドルの山口百恵が引退するにあたり、「ポスト百恵」は誰かという議論がかまびすしかった。候補に上がっていたのは中森明菜や三原じゅん子である。当然わが聖子ちゃんもその中に名を連ねていたが、本命視はされていなかった。山口百恵が持っていた、どこかクールでつっぱったようなイメージからして、中森明菜や三原じゅん子の方が有力だと思われていたのだろう。

確かに前の2人、特に中森明菜の方は、一時代を作ったビッグな存在だった。しかし今となって振り返ってみれば、時代が選んだのは誰だったかの答えは一目瞭然である。

そんなスーパー・アイドルだった松田聖子であるから、ヒット曲は綺羅星の如く存在する。そして、その中から敢えて僕のフェイバリットを挙げるならば、それは「風立ちぬ」なのだ。

この曲は、作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一というゴールデン・コンビの手によって作られ、81年にリリースされた。タイトルは堀辰雄のあの有名な小説と同じで、爽やかで透明なイメージが、まさにアイドル歌手の歌う楽曲に相応しい。また、小説から連想される仄かな文学性が、秋という季節にぴったりではないだろうか。

風立ちぬ 今は秋
帰りたい帰れない あなたの胸に

職人芸が冴える松本の詩に、これまたポップスを知り尽くした大瀧さんの美しいメロディ!松田聖子の魅力を存分に引き出した名曲である。
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by oldblues | 2005-09-08 23:55 | Various

Live in Europe

b0008880_20213025.jpgテイスト解散後ソロになったロリー・ギャラガーが、72年に発表したのが「Live in Europe」だ。ライブで本領を発揮する彼らしく、このアルバムが大成功を収め、初期の代表作となった。

彼のやる音楽は、ブルースやトラッドをベースにしたストレートなロック。ストラトから紡ぎ出される音も、エフェクターなどを使わないシンプルなものだ。音楽に対する姿勢がそのまま表現されたような、ケレンの無いギターには好感が持てる。

過度な飲酒が原因で95年にこの世を去るまで、長いキャリアの中で一貫してブルースをやり続けた。タータン・チェックのシャツに色褪せたジーンズ。色の剥げたストラトに象徴されるように、金銭や名声などには頓着しない人だった。

商業的な成功には関心を持たず、自分の好きな、やりたい音楽だけをずっとやり続けた。ロリー・ギャラガーこそ真のロックン・ローラーと言えるかもしれない。
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by oldblues | 2005-09-04 20:19 | Old Rock