大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28

<   2006年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧

Sugar in the rain

b0008880_0164228.jpg何気なくレンタルしてきたCDの中に素晴らしい曲を見つけた。こういう出会いがあるから音楽を聴くのは止められない、そんな気にさせる1曲だ。

そのCDはいわゆるカフェ・ミュージックを集めたコンピレーション・アルバムで、ジャケットのおしゃれな印象を裏切らず、素敵な曲ばかりが収録されている。まさに午後のひと時を過ごすカフェで聴くのに相応しいアルバムである。シリーズになっているから、いずれは全部聴いてみたいと思っている。

その中でも僕が特に気に入ったのが17曲目の「Sugar in the rain」だ。クレジットがシド・ラミンとなっているので調べてみたら、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の音楽を担当した人らしい。
ふーん、知らなかったなあ。でも僕が知らなかっただけで、きっとこの人も曲もその筋では有名なのかもしれない。

曲はボサノバ調の極上ポップス。ポップスはこうでなければならないという見本のような曲で、楽しく明るく、少しほろ苦い。ボーカルの女性の声もセクシーでありながら爽やかで心地よい。お風呂で歌っているように深くかかり過ぎたエコーも、独特の倦怠を感じさせるアレンジもいい感じだ。

最近、僕の住んでいる名古屋は、雨が多いせいか妙に暖かい。そして雨の日にボサノバはよく似合う。僕は何度も繰り返し、この曲ばかりを聴いている。タイトルも「Sugar in the rain」

ほら、雨の日にぴったりではないか。
[PR]
by oldblues | 2006-02-17 00:15 | Pops

誰かが彼女を見つめてる

b0008880_21215238.jpg映画『初体験リッジモンド・ハイ』の挿入曲。ジャクソン・ブラウンの硬派なイメージからするとちょっと違うタイプの映画だし、妙にキャッチーでポップな曲調に違和感を覚えた記憶がある。でも僕は、ジャクソン・ブラウンの曲の中でこれが一番好きなのだ。
――などと言うと、あるいは熱心なファンの方からお叱りを受けるかもしれない。いや、懐が深くて心優しい彼のファンの方々なら、きっとそんな事は言わないだろうな。

ジャクソン・ブラウンは言うまでもなくウェスト・コースト・ロック界の重鎮である(こういう形容は彼には全く似合わないが)。その作品は政治批判などの社会的な曲から、内省的で文学性の高いものまでバラエティに富んでいる。また、イーグルスの「テイク・イット・イージー」をはじめ、多くのアーティストにも曲を提供しており、そのソング・ライティングの才能が窺えるというものである。

実はこの曲、彼のどのアルバムにも収録されておらず、サウンド・トラック盤とベスト盤でのみ聴くことが出来る。おそらくはジャクソン・ブラウンの曲の中で最もヒットしたと思えるのに、これはいったいどういう理由によるものだろうか。

それにしても「Somebody’s baby」を「誰かが彼女を見つめてる」と訳したのは上手い。本当のことを言うと僕はこの映画を観ていないし、これが上映された当時は既に大人になっていた。でもこの曲を聴くたびに今でも胸がきゅんとなる。青春の甘酸っぱい思い出。そんな懐かしい感情をいつももたらしてくれる、僕にとっては不思議な曲でもあるのだ。
[PR]
by oldblues | 2006-02-05 21:23 | Old Rock