大好きな音楽の話をしたいな


by oldblues
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ガムをかんで

b0008880_1195947.jpgディランⅡというバンドが有った。もともとは大塚まさじ、永井よう、西岡恭三の3人で「ザ・ディラン」を始めたのだが、途中で西岡が抜け、「ザ・ディランⅡ」となったのだ。

それにしても「ディランⅡ」というのは、考えてみればすごいバンド名である。当時の音楽をやっている若者達のほとんどがボブ・ディランを敬愛していたように、大塚まさじや永井ようもよほどディランのファンだったのだろう。

彼らの代表作としては誰もが「プカプカ」「サーカスにはピエロが」を挙げるだろうが、もうひとつ、このアルバムに収録されている「ガムをかんで」も代表曲に加えたい。その叙情的な詩や大塚まさじの個性的なヴォーカル・スタイル、美しいハーモニーなどからして、名曲と呼んで何の差し障りもない作品だ。


ザ・ディランⅡは「街」を歌える稀有なバンドだったと思う。ここで言う「街」というのは無機的な都会という意味ではなく、もっと生活感のある、地に足が付いた街のことだ。そしてそれは都市生活者としての僕らの原風景なのだ。
なんだかわけのわからん理論を振りまわしているように聞こえるかもしれないが、彼らの歌をじっくり聴けば、この感じはわかってもらえるに違いない。

もちろんこのアルバムは「ガムをかんで」だけではない。珠玉のような曲がたくさん入っている。②茶色い帽子⑥パラソルさして⑧悲しみは果しなく などが僕のお気に入りだが、他にも③君はきっと⑦夕映え(インストルメンタル)⑨すてきな季節に など、彼ら独自の世界を構築している。
彼らのピュアな魂から紡ぎ出される楽曲の数々は、僕らの共感を誘う。それとと共に、聴く者の心を浄化してくれるだろう。
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by oldblues | 2005-03-02 01:39 | 70's Rock&Folk(J)