修学旅行夜行列車南国音楽
2005年 06月 14日

例えば小学校の頃、遠足の日に雨なんかが降ってしまうことがある。楽しみにしていた行事が中止になるのはひどく残念な事だ。万に一つの望みを抱きつつ、おそるおそる学校に行くとやはり中止。おまけに授業があるなどということになったら、これは最悪だ。世の中を呪い、自分の不運を嘆き、地団駄を踏みたくなる。この際、地球が破滅してしまえばいいとすら考えてしまう。
しかしこれは誰のせいでもない。たまたま遠足の日が雨になった、それだけのことなのだ。自然現象が味方してくれなかったにすぎず、別段誰かが悪い事をしたからでも、日頃の心がけが悪いからというのが原因なのでもない。分かっているのに、チヂに乱れる自分の精神状態を持て余してしまうことになる。この幼児性、いい加減になんとかならないものだろうか。
だからといって、みんなのまえで心の動揺を曝け出すことも耐えられない。幼児性を持ったわがまま人間であるとともにシャイなのである。いや、シャイなどと言ってしまうのはどうも恰好が良すぎるな。要するに卑小な人間のクセに、自分を偉く思わせたいのだ。つまりアホですな。
どうしてこんなことをくどくど書いているかというと、仕事に行き詰っているのだ。半ばヤケクソというか、ゲシュタルト崩壊しかけているのである。これを読んでいる方々にはどえらい迷惑な事だろう。勘弁してください。現在、普通の精神状態ではないのです。
しかしこれは自然現象のせいには出来ない。自らの能力の無さのせいだ。それを思い知らされ、情けなさに慄然とする。トホホ・・・
こんな時は布団をかぶって寝てしまうに限る。いや、その前に音楽でも聴いて、少しでも気分転換をしようと思う。何を聴こうかといろいろ考えた。普通ならこんな時はブルースを聴くのが常套手段だ。でも今夜の僕にはブルースは重すぎるような気がする。
そうだ。今夜はゴンチチにしよう。ヒーリング・ミュージックの大御所を聴いて癒されよう。「修学旅行夜行列車南国音楽」これを聴いてさっさと寝てしまうのだ。
明日は明日の風が吹く
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by oldblues
| 2005-06-14 00:11
| Various